辞書を登録する

事前に辞書を登録することで、書き起こし精度を向上できます。例として、

「私の脂肪同期はやりがいです」→「私の志望動機はやりがいです」

という誤認識が発生した場合、辞書に「志望動機」を登録することで正確に認識されるようになります。

辞書登録の利点

辞書登録の利点は以下の通りです。

• 誤認識の低減: 正確な書き起こしを実現します。
• 修正作業の効率化: 手作業による修正を減らし、時間を節約できます。
• 専門用語への対応: 業界特有の用語や固有名詞も正確に認識させることができます。

このように辞書登録を活用することで、書き起こしの品質を大きく向上させることができます。

辞書の登録方法

辞書を登録するには、以下の手順で行ってください。

1.APIキーの作成

APIキーの作成方法は、書き起こしを開始するのドキュメントをご覧ください。

2.CSVファイルの作成

辞書登録を行うには、単語データをCSVファイルで登録する必要があります。 CSV形式を使用することで、複数の単語やその読み方を一括で効率的に管理・登録できます。これにより、誤認識を減らし、書き起こしの精度を向上させることが可能です。

CSVファイルのテンプレートは、「辞書の例」からダウンロードできます。

以下はCSVファイルの例です。

• word 列: 登録したい単語やフレーズを記載します。
• reading 列: word 列に対応する正しい読み方をひらがなで指定します。

この形式で、大量の単語をシステムに簡単に登録でき、特に固有名詞や専門用語が頻繁に登場する場面で役立ちます。上記のテンプレートに従って、登録したい辞書のデータを作成してください。

3.辞書を作成する

サイドメニューから「辞書」を選択し、辞書管理画面を開きます。 「辞書を作成」を選択し、

辞書の名前を入力した後、 作成したCSVファイルをアップロードして辞書を作成します。

アップロード後、作成した辞書が辞書一覧に表示されます。 辞書IDをコピーして、辞書を用いた書き起こしの開始で利用できます。

より詳細な辞書操作については、APIリファレンスをご確認ください。