WEB会議を録音・書き起こしする
mocoVoice Webアプリでは、お使いのPCのマイク入力と、ブラウザの別タブで開いているWEB会議(Zoom, Google Meet, Microsoft Teamsなど)の音声を同時に録音し、書き起こすことができます。これにより、ご自身の発言と会議参加者の発言をまとめてリアルタイムに記録・文字起こしすることが可能です。
機能の概要
この機能は「マイク入力」と「タブ音声入力」を組み合わせることで実現します。
- マイク入力: あなた自身の発言を録音します。
- タブ音声入力: WEB会議ツールが開かれているブラウザタブの音声を録音します(会議相手の発言など)。
操作手順
1. 録音方法の選択
mocoCloudダッシュボードにログインし、左側のサイドバーから「mocoVoice」を選択します。
音声入力方法の選択エリアで、「マイクとタブで録音開始」ボタンの隣にある タブ音声録音アイコン をクリックします。
2. マイクの選択 (任意)
必要に応じて、使用するマイクを選択できます。タブ音声録音アイコンの左隣にある マイクアイコン をクリックすると、利用可能なマイクデバイスのリストが表示されます。録音に使用したいマイクを選択してください。デフォルトでは、OS標準のマイクが選択されています。

3. 共有するタブの選択
「マイクとタブで録音開始」ボタンをクリックします。
ブラウザの共有設定画面が表示されます。
「Chrome タブ」(お使いのブラウザによって表示が異なる場合があります)を選択し、一覧から WEB会議が行われているタブ を選択します。
重要: 「タブの音声を共有」 (またはそれに類する)チェックボックスが オン になっていることを確認してください。これにより、会議の音声がmocoVoiceに取り込まれます。
「共有」ボタンをクリックします。
4. 録音の開始と停止
共有を開始すると、mocoVoiceの画面に戻り、自動的に録音が開始されます。
ブラウザの種類や設定によっては、以下のように画面上部に音声や画面を共有中であることを示すバーが表示されることがあります。これは、選択したタブがmocoVoiceに共有されている状態を示しています。

mocoVoiceの画面では、録音中であることを示す「録音停止」ボタンが表示され、録音の経過時間がカウントアップされます。

WEB会議が終了したら、この「録音停止」ボタンをクリックして、マイクとタブ音声の録音を終了してください。
5. 書き起こしの準備
録音が停止されると、録音された音声データが「マイクとタブ録音」として準備されます。

必要に応じて、以下の設定を行います。
6. 書き起こしの実行
「書き起こしを開始する」ボタンをクリックします。

書き起こし処理が開始され、完了すると結果が表示されます。処理時間は音声の長さによって異なります。詳細は書き起こしを開始するページの「書き起こし処理中」以降をご参照ください。
注意点と推奨事項
Bluetoothマイク利用時の注意:
⚠️ Bluetoothマイク(AirPodsのマイクなど)とタブ音声録音を併用すると、OSやブラウザの仕様により、マイクおよびタブ音声の 音質が著しく低下する 場合があります。
推奨マイク:
✅ 個人の利用や小規模な会議で、安定した音質でご自身の発言とタブ音声を録音するには、PC内蔵マイクまたはUSB/オーディオジャック接続の 有線マイク のご使用を強くお勧めします。
✅ 広い会議室などで複数参加者の声をクリアに拾いたい場合は、PCに接続可能な 集音マイク(USB接続タイプなど) の利用をご検討ください。これにより、「マイクとタブで録音」機能で会議室全体の音声とWEB会議の音声を同時に記録できます。
タブ音声が録音されない場合:
- 手順3で「タブの音声を共有」チェックボックスがオンになっているか確認してください。
- ブラウザやOSのプライバシー設定でマイクや画面共有が許可されているか確認してください。
- 問題が解決しない場合は、タブ音声入力が機能しない場合 をご参照ください。
マイク入力が機能しない場合:
- マイク入力が機能しない場合 をご参照ください。